日本病跡学会の小林聡幸先生、斎藤環先生の編著で、金原出版株式会社から『病跡学(パトグラフィ)の現在』が刊行されます。
2025年2月末には書店に並ぶ予定です。
学会員による学術論文と書き下ろしをたくさん集めたもので、お得なお値段設定になっているらしいです。
大会長の僕も「病跡学の現状と課題」という総説を寄せています。
それから、サルトグラフィ関連の論文もいくつか収録されています。
斎藤環先生によるコメントは、次の通り!
「病跡学とは天才を病気と診断すること? ちがいます!
天才の力を借りて精神医学を更新することです」
みなさま、来春に東京藝術大学で開催される第72回日本病跡学会に参加する前に、この本を手に取ってちょっと勉強してみませんか。ぜひぜひ。
田中伸一郎(2024.12.20)
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